ご挨拶Greetings
オーケストラ「アンサンブル神戸」は、阪神大震災直後の仮設住宅や老人ホームなどへの慰問演奏をきっかけに、関西の若手音楽家を中心に発足した室内オーケストラです。
1996年9月にオープンした神戸新聞松方ホールを本拠地として、年間約10回の自主公演を行い、そのほか様々な依頼公演にも応えています。また、2000年には姉妹団体「神戸21世紀混声合唱団」を発足させ、宗教音楽にも積極的に取り組んでいます。
カラヤンの右腕といわれた、元ベルリンフィル第1コンサートマスターであるレオン・シュピーラー氏を首席客演コンサートマスターに招き、アンサンブルの緻密さや演奏能力の向上に努めて参りました。
2013年5月に一般社団法人として法人化し、2015年12月には内閣府より公益社団法人の認可をいただきました。関西を代表するオーケストラとして地域文化の振興、発展に貢献するために活動を続けています。
公益社団法人アンサンブル神戸
代表理事 指揮 矢野正浩
指揮者の紹介
ザルツブルグ モーツァルテウム音楽大学を経て、1990年旧西ドイツ国立トロッシッゲン音楽大学大学院を最高点で修了。1992年フィンランド ヨエンスウ市立管弦楽団に首席フルート奏者として入団、同時にシベリウスアカデミー音楽大学 クオーピオ校専任講師に就任。1996年より室内オーケストラ”アンサンブル神戸“を主宰し、自主公演は100回を数える。2009年クルト・マズア指揮マスタークラス東京でアシスタントを務める。2017年3月ルーマニア国立オラデアフィルハーモニー交響楽団定期演奏会を指揮。2018年10月ジョージア国立トビリシ交響楽団定期演奏会を指揮。1998年第2回松方ホール音楽賞大賞受賞。平成20年度神戸市文化奨励賞受賞。令和2年度神戸市文化賞受賞。